高解像度スキャナーシステム|大面積試料を高解像度で迅速にスキャン
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大面積試料を5µm分解能で高速スキャンする高解像度スキャナーシステム
LASM(Large Area Scan Macroscope)は、大面積試料を高解像度で迅速にスキャン・可視化するための高解像度スキャナーシステムです。
5µm(5080 dpi)の高分解能により、氷床コアをはじめとする微細構造の観察・解析において、フィールド・ラボの両環境で有効性が実証されています。
従来の顕微鏡観察に比べ、撮像時間を大幅に短縮しながら、均一で歪みの少ない高品質画像を取得できる点が大きな特長です。

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主な特長
高解像・大面積スキャン
- モノクロスキャナーシステム
- スキャン幅:最大 41 mm
- 解像度:5 µm(5080 dpi)
- 最大スキャン長:600 mm
- 大面積試料を高精細にイメージング可能
ラインスキャンカメラ方式
- 専用設計のモノクロラインスキャンカメラを採用
- 高解像レンズおよび照明ユニットを一体化した構成
- 反射光を用いた高精度イメージング
高コントラストを実現する明視野照明
- 同軸指向LEDによる明視野照明
- 表面に平行な領域は明るく、粒界や微細構造は暗く描写
- 粒界は暗線、気泡や空隙は暗い点・泡状として明瞭に可視化
従来顕微鏡観察との違い
従来の顕微鏡を用いた大面積観察では、
- 数千枚の画像取得
- 画像の位置合わせ・スティッチング
- コントラスト差や歪み補正
といった、時間と計算コストのかかる工程が必要でした。
LASMでは、試料サイズに応じてわずか2~3回のスキャンで全体像を取得可能です。
事前に行うシェーディング補正により、均一な照明と高い画質再現性を確保し、視野湾曲の補正によって歪みの少ない画像を実現します。
その結果、スティッチングに要する時間が大幅に削減され、短時間で信頼性の高い解析画像を得ることができます。
氷床コア解析への応用例
LASMは、氷床コア研究向けスキャナーシステムとしても提供されています。
深度約60mの氷床コア試料をスキャンした例では、明瞭な粒界(暗線)や気孔構造が高解像度で確認できます。
氷床コアの微細構造解析において、高速・高再現性の観察手法として有効です。
オプション構成
- テレセントリックレンズ
幾何歪みを抑えた高精度測定に対応 - ダイレクトリニアドライブ
高速かつ安定した走査を実現 - 低温環境対応(最大 -40°C)
フィールド環境や低温試料での測定に対応
想定アプリケーション
- 氷床コア・地質試料の微細構造解析
- 大面積材料の表面観察・研究用途
- 顕微鏡観察の代替・効率化
- フィールド調査および研究室での高解像スキャン
- 学術研究・材料科学分野
高解像度スキャナーシステム|大面積試料を高解像度で迅速にスキャンのテクニカルノート
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