HeNeレーザーは1960 年にBell 研究所のJavan、Bennet 及びHerriott の三人により開発された。当時のHeNe レーザーの発振波長は1152nm だったが、1962 年にWhite とRigden により632.8nm の赤色発振への遷移が達成されてからはこの波長が最も一般的である。他の発振線にはグリーン(543.5nm)、イエロー(594.1nm)、オレンジ(612.0nm)、近赤外(1523nm、3391nm) がある。出力は~50mW 程度だが、レーザービームはガウス分布に近く、波長が長期にわたり極めて安定していることから、干渉計計測、レーザー顕微鏡などに用いられている。
⑫HeNe レーザーのコヒーレンス長
⑪ マルチ横モード HeNe レーザー
⑩動作時の横モード
⑨縦モードの波形とRFスペクトル
⑧He-Neレーザーの縦モードの観察
⑦共振器長とモードホップ
⑥発振モードとレーザーの安定化
⑤モードスイープ
④発振における縦モード
③共振器の構成と励起プロセス
②元素としての輝線スペクトルとレーザーとしての発振線
2モード型安定化633nm HeNeレーザーにおける周波数安定度の改善
安定化 HeNe レーザーとしてロックする技術
①中心波長、HeNeレーザーのスペクトル線幅とコヒーレンス長