第112号 3光子励起蛍光顕微鏡学用レーザー

2021.02.24

(このメルマガは2021/02/24に配信されたものです。)

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3光子励起蛍光顕微鏡学用レーザー

プネウム株式会社

https://www.pneum.co.jp/note/lasers_for_lphoton_microscopy_for_deep_tissue_imaging/
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3光子励起蛍光顕微鏡学用レーザー
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コロナに対していよいよワクチンの接種が始まりそうです。1日も早く第3波が収まることを願うばかりです。ワクチンを接種してもコロナに対して完全に抵抗できるということでもなさそうですので、引き続き3密を避け、手洗い、うがい、換気などの感染予防対策に今後も取り組んでいきたいと思っております。

今回のメルマガでは、3光子励起顕微鏡法についてお知らせいたします。

3光子励起顕微鏡法を用いることで、生きたマウスの脳組織を脳表から1mmを超えた深部まで、細胞レベルの分解能でイメージングすることができます。
さらに、3光子励起蛍光イメージングは、第3高調波発生(THG)とも容易に組み合わせることができ、神経細胞を形態学的にイメージングすることも可能です。( → 生体組織細胞の分子活性と形態情報の同時観察が可能になる)近年、この3光子励起顕微鏡法は、生体組織の深部観察に適した高強度・近赤外レーザー光源の開発が進むにつれて実用化されつつありますが、本研究ではさらなる有望かつ新たな応用展開の可能性を探求しますが、当社が扱うCycle社のSoplanoが方式は異なりますがこれに該当します。

アプリケーションノートのURL
https://www.pneum.co.jp/note/lasers_for_lphoton_microscopy_for_deep_tissue_imaging/

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ドイツ Cycle社製 1300/1700nm波長可変フェムト秒レーザー SOPRANO
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Cycle社(ドイツ ハンブルク)は、100fs未満のパルス幅で2波長同時出力(オプションで3波長同時出力も可能)を実現する最新のフェムト秒レーザーSOPRANOをリリースした。この新モデルの誕生により、各研究分野での多岐にわたる多光子イメージング技術の活用が可能となる。本レーザーは、特に、多光子励起顕微鏡(MPM)における特定のアプリケーション用の光源として優れた性能を発揮する。例えば、高い生体組織の深部到達性を実現する3光子励起蛍光顕微鏡法(3PEF)に用いて、「生体の窓」として知られる光透過性の高い波長域の1300nm及び1700nmにおいて、緑色蛍光タンパク質(GFP)や赤色蛍光タンパク質(RFP)のような励起波長の異なる蛍光色素の同時励起を1台で行うことができる。

<主な特徴>
 ・チューナブルな2波長同時出力:1300nm及び1700nm付近
 ・平均出力:500mW
 ・繰り返し周波数:1MHz~30MHz(固定)※オプションで可変繰り返し周波数にも対応
 ・パルス幅:100fs未満

以下URLにて、1300/1700nm波長可変フェムト秒レーザー SOPRANOのカタログ仕様をご確認いただけます。 
https://www.pneum.co.jp/product/cycle-soprano/

今後ともプネウム株式会社をよろしくお願い致します。

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