2光子顕微鏡に最適な光源を選ぶということ|Spark Lasers社 ALCOR 920nm

2025年 05月05日

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🧠 「深く見えない」「信号が弱い」──そんな悩み、ありませんか?

脳の奥深くにある神経細胞を、生きたままリアルタイムで観察したい──
その願いを叶える手段として、2光子励起蛍光顕微鏡(2PEFM)は
多くのニューロサイエンス研究で活用されています。
しかし、

  • 「深部まで届かない」
  • 「蛍光信号が弱くてS/Nが取れない」
  • 「毎回の調整が手間で時間がかかる」

こうした声も現場では少なくありません。
実はそれ、光源選びで大きく変わるかもしれません。

🧠 研究者に選ばれる光源、それがSpark Lasers社のALCOR

Spark Lasers社のALCORシリーズ(920nmモデル)は、
まさに2光子顕微鏡用に特化したフェムト秒レーザー。
<100 fs
の超短パルス × 最大4Wの高出力により、深部でも鮮明な蛍光信号を確保できます。

また、励起効率に大きく関わるピークパワーを維持するためのPC制御・GDD補償機能も標準搭載。
レンズなどの透過型オプティックスで生じる群遅延分散を補正し、
対物レンズ直後のサンプル上で最短パルス照射が可能となります。

🧠 空冷・コンパクト。導入のしやすさが選ばれる理由に

これまで多くの研究現場で使われてきたフェムト秒レーザーは水冷式が主流でした。
高出力を安定供給するためには水冷チラーが必要とされ、
設置スペースや配管工事、メンテナンスに手間がかかるという課題がありました。

Spark Lasers社のALCORシリーズは、完全空冷式 × 小型筐体で、水冷設備は不要。
顕微鏡横にそのまま設置でき、限られたスペースでも導入しやすく、装置の立ち上げや移設も圧倒的にスムーズです。

🧠 ALCORが選ばれる、導入現場でのリアルな理由

近年では、水冷式の旧型レーザーから空冷式へ切り替える動きも加速しており、
ALCORはその有力な選択肢として多くの研究者に採用されています。
導入理由として多く挙がるのは以下のようなポイントです:

  • 従来のチタンサファイアレーザーで得られる波長可変は不要
  • GCaMP/GFP用に波長920nmで2光子イメージングで十分である
  • ウオームアップ時間は数分で、直ぐに使用できる
  • 水冷設備が不要になり設置・運用がシンプルに
  • 深部からの蛍光信号が明確に改善された
  • 立ち上げや調整が速く、すぐに実験に入れる
  • メンテナス費用は、ほとんど不要
    ◎製品の詳細情報はこちら

実験の手間が減ることで、研究そのものに集中できるというメリットが大きく、
装置更新や新規導入時に選ばれるケースが増えています。

🧠 まずは「相談ベース」でOKです

「深く観察できない」「出力が不安定」「水冷が手間」──
そんなお悩みをお持ちなら、ALCORが研究環境を大きく変える第一歩になるかもしれません。

用途に合うか?実験にフィットするか?
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