LD-I-10レーザーダイオード電球

2025年 06月09日

今、世界中のすべての電球が可視波長用に大量生産されるこうした高効率レーザーダイオードで置き換えられるとすると、エネルギー危機問題は(少なくとも発電容量と送電容量について)終了するでしょう(あるいは少なくとも今ここでの危機としても大いに減少するでしょう)。なぜなら、電力使用量の50%は照明に注がれており、この大部分が現在大きく非効率であることが推測されているからです。白熱電球はたった5%の効率で、ハロゲンランプはおよそ7~10%ぐらいで、蛍光灯はおよそ15~20%の効率です。照明アプリケーションに適する高輝度LEDは進歩していますが、効率の点で現在はハロゲンランプ程度です(若干の条件下では低出力のLEDは、25%の効率を超える場合もありますが)。しかし基本物理により、LEDがレーザーダイオードに勝ることはありそうにないです。

pagetop