HN-STL-22 ヨウ素(またはその他のガス)によるセル安定化 (Pacific Lasertec社)

2025年 07月01日

これらは、物質(通常は気体)の吸収スペクトルまたは発光スペクトルを基準として用います。HeNeレーザーでは、ヨウ素蒸気が好んで用いられてきました。温度と圧力が制御されたヨウ素は、スペクトル中に多数の吸収線を有し、その位置は光周波数または波長で正確に分かっています。NGCには、安定化の指標となる吸収線が約12本あります。市販されている最も高精度なHeNe光周波数基準レーザーは、ヨウ素安定化を採用しています。(国際度量衡委員会:CIPM推奨値 λ=632.99121258nm)

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