蛍光顕微鏡専用レーザーの選定ポイントとは? Cobolt 06シリーズが応える理由|Cobolt社 06シリーズ

2025年 08月25日

🔬 蛍光顕微鏡に求められる光源性能とは

蛍光顕微鏡では、蛍光色素を効率よく励起するために、安定した出力と適切な波長のレーザー光源が不可欠です。
観察対象が微細であるほど、ビームの空間モードや波長安定性が画質や定量性に直結します。
また、複数の色素を同時に使用するケースも多く、マルチ波長対応の柔軟性も求められます。

🔬 Cobolt 06シリーズが選ばれる理由

Cobolt 06シリーズは、405 nm、488 nm、561 nm、640 nmなど、主要な蛍光色素に対応した波長ラインナップを展開しています。最大400 mWまでの出力に対応し、観察用途において十分な励起効率を実現します。

さらに、HTCure™構造により、温度変化・湿度・振動に対して高い耐性を備え、長時間の観察でも出力変動がほとんどありません。ファイバー出力モデルもラインナップされており、顕微鏡やカスタムシステムへの組込みもスムーズに行えます。

🔬 Cobolt 06シリーズの主な特長(蛍光顕微鏡向け)

  • 波長ラインナップ:375~1064 nm(405 / 488 / 561 / 640 nmに対応)
  • 出力:最大400 mW(一般用途では50〜100 mWで十分)
  • ビーム品質:TEM₀₀、M² < 1.2(ファイバーカップリングにも最適)
  • 出力安定性:変動 <2%
  • 高速変調対応:TTLおよびアナログ変調(タイミング制御に最適)
  • HTCure™構造:耐環境性に優れ、輸送や装置内使用に強い
  • 出力形態:フリー空間またはファイバー出力を選択可能

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🔬 応用例:蛍光顕微鏡における使用シーン

  • 多色蛍光イメージング(2〜4波長)
  • 細胞小器官(核、ミトコンドリアなど)の可視化
  • 共焦点顕微鏡、超解像顕微鏡への光源搭載
  • ファイバー出力型励起光源としての組込み

特に、ファイバーカップリングモデルは、顕微鏡の光学系や装置との相性が良く、ビームアライメントの負担を大きく軽減します。

🔬 導入サポート:プネウムの支援体制

Cobolt 06シリーズは、単体レーザーだけでなく、多波長光源やコンバイナ構成にも対応可能です。
プネウムでは、ファイバー選定、駆動電源、インターフェース設計、遮光対策までを一貫してサポート。ご要望に応じたカスタム対応も可能です。

🔬 蛍光顕微鏡の理想的な光源選びに

Cobolt 06シリーズは、蛍光顕微鏡に最適な波長・出力・安定性を備え、装置への組込みやイメージング品質の向上に貢献します。
高信頼性と豊富な実績に基づいた光源選定をお考えの方は、ぜひプネウムまでご相談ください。

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