RayVen-S|スーパーコンティニウム生成等の研究に最適化された2 µm帯フェムト秒レーザー
RayVen Laser社 RayVen-S
中赤外・広帯域SC光源開発を支える非線形光学向けフェムト秒レーザー
RayVen-Sは、約2µm帯で動作するフェムト秒レーザーとして、 Supercontinuum generation(スーパーコンティニウム生成)を主用途に設計された研究向け光源です。高いピークパワーと安定したフェムト秒パルス特性により、 非線形ファイバーを用いた広帯域スペクトル生成を高い再現性で実現します。近赤外から中赤外にわたるSC光源開発や、 分光・センシング用途を目的とした非線形光学研究において、 RayVen-Sは非常に高い適合性を持ちます。
- 2 µm帯フェムト秒パルスによるSC生成に最適
- 非線形ファイバーとの高い親和性
- 高ピークパワーによる効率的なスペクトル拡張
- 高い出力安定性と再現性
- 研究用途に適したコンパクト設計
また、70MHzの繰り返し周波数、100fsのパルス幅、1Wの平均出力、10nJのパルスエネルギーを実現し、従来の1µm帯のレーザーでは困難だった特定の材料や生体組織への応用に最適です。
- RayVen-S
- カタログ
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主な特長・仕様
- 繰返し:70MHz
- 平均出力:1W
- パルス幅:100fs
- 波長:2120nm / 40nm (-3dB)
- ビーム品質:TEMoo, M²<1.1
- 光軸高さ:55mm
- 寸法(レーザーヘッド):297 x 210 x 84mm³
- アライメント不要
- 水冷
パルス幅とスペクトル特性
無線周波数スペクトルとビーム形状
- ・分解能帯域幅:30kHz
- ・ビーム半径:0,91mm
Supercontinuum generation (スーパーコンティニウム生成)に適した2 µm帯フェムト秒設計
RayVen-Sは、2µm帯のフェムト秒パルスを安定して出力するよう最適化されています。この波長域は、ZBLANファイバーやフッ化物・カルコゲナイド系材料において 強い非線形効果を引き起こしやすく、 近赤外〜中赤外に広がるSCスペクトル生成に適しています。
高ピークパワーによる効率的な非線形相互作用
フェムト秒パルスと十分なパルスエネルギーにより、 SPM、FWM、ラマン散乱などの非線形効果を効率的に誘起します。
これにより、広帯域かつ安定したスーパーコンティニウム光源の構築が可能です。
研究用途を想定した高安定・高再現性設計
RayVen-Sは、長時間運転においても出力変動が小さく、 SCスペクトルの再現性を重視した設計が採用されています。
分光・センシング用途など、 光源の安定性が測定精度に直結する研究に適しています。
アプリケーション|RayVen-Sが適する応用分野
RayVen-Sは、スーパーコンティニウム生成を中心とした 非線形光学・フォトニクス研究用途で使用されています。
中赤外寄りの広帯域光源を必要とする研究分野において、 重要な役割を果たします。
- 超高速分光:分子振動分光、非線形光学実験、時間分解分光
- 材料研究(研究用途):非線形吸収を用いた材料特性評価・基礎研究
- バイオメディカル研究:赤外域の光吸収を活用した分光・診断技術研究
- テラヘルツ波発生:次世代通信・イメージング向け非線形光源研究
Supercontinuum generation (スーパーコンティニウム生成)
- 非線形ファイバーを用いたSC生成
- 近赤外〜中赤外の広帯域光源生成
- 分光・センシング用途向けSC光源開発
2µm帯フェムト秒パルスは、中赤外側へのスペクトル拡張に優れており、 SC光源開発の励起レーザーとして高い評価を得ています。
☆ 例:Ta₂O₅導波路におけるスーパーコンティニウム発生
RayVenレーザーを用いて、Ta₂O₅(タンタルペンタオキシド)導波路内で1.4オクターブにわたる スーパーコンティニウム生成を実現。2µm帯フェムト秒パルスの高いピークパワーと安定性により、 導波路内で強い非線形相互作用を効率的に誘起し、 広帯域かつ再現性の高いSCスペクトルを生成します。
本手法は、集積フォトニクス、広帯域分光、次世代SC光源開発において 有力なアプローチとして注目されています。

アプリケーション
- フェムト秒レーザー応用
- 新分野・その他
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