515nm / 1030nm フェムト秒レーザー|顕微鏡や超高速イメージングに最適
515nm / 1030nm フェムト秒ファイバレーザー
LaserAtWork社 HUMMINGBIRDシリーズ
HUMMINGBIRDは、幅49mm × 奥行70mm × 高さ28 mm、
重量300グラム未満という驚異的な小型・軽量設計でありながら、
常識を覆す性能を持ったフェムト秒パルス・レーザー(発振器)です。
「超」小型ゆえに、従来組み込みが厳しかった極限られたスペースへの組み込みが可能となり、
産業機器の装置設計をする上での自由度が各段に広がります。
筐体は小型でありながら、平均出力1 W以上、150 fs(典型値)の超短パルス、
50 MHzの高繰返しでのパルス発振。ビーム品質はM² < 1.2と非常に優れています。
さらに、USB-C PD(20 V)電源駆動で、水冷チラーは不要です。
省スペース、超軽量、省消費電力、高性能の4つが「マスト(絶対必要条件)」であるユーザーにとって、理想的ソリューションとなるでしょう。
HUMMINGBIRDは、まさに、その名の通り“ハチドリ”のように軽やかでありながら、
力強いパフォーマンスを発揮します。
index
主な特長
特徴
- 手のひらサイズの筐体
- 超短パルス(フーリエ変換限界):200 fs 未満(典型値 ~150 fs)
- 平均出力:1 Wを超える
- 繰り返し周波数:50 MHz
- 優れたビーム品質
- 高い安定性
- 冷却方式:レーザー筐体の底面(ベースプレート)と、ヒートシンク上面(例:光学テーブルの面)とをコンタクトさせて放熱
応用例
- 産業分野:二光子重合(2PP, 515nm), 増幅器のシーダー
- 医療分野:精密マイクロサージェリー
- 神経科学分野:2光子顕微鏡用レーザー光源
- 科学研究:分光、超高速イメージングなど
仕様
パラメータ | HUMMINGBIRD-515 | HUMMINGBIRD-1030 |
---|---|---|
中心波長 | 516 ± 1 | 1032 ± 2 |
平均出力 | > 500 mW | > 1 W |
繰り返し | 50 ± 1 MHz | |
パルス・エネルギー | > 10 nJ | > 20 nJ |
スペクトル幅(FWHM) | < 3 nm ※フーリエ変換限界 |
< 10 nm ※フーリエ変換限界 |
パルス幅 | < 200 fs ※パルス波形をsech2型と過程 |
|
ビーム品質 | M²<1.1 | M²<1.2 |
ビーム径@出射口 | 1.0 mm (±10%) | 0.5 mm (±10%) |
ビーム拡がり角@出射口(半角) | < 2 mrad | |
安定性 | < 1 RMS% | |
光軸高さ | 17.5 mm | |
筐体サイズ | 奥行き70.0mm x 幅58.0mm x 高さ27.9mm (この筐体サイズ内に電気回路や温調ユニットを含む一体型) |
奥行き70.0mm x 幅49.4mm x 高さ27.9mm (この筐体サイズ内に電気回路や温調ユニットを含む一体型) |
冷却方式 | 完全空冷式 (例: レーザー筐体の底面を、光学テーブル上面に、面接触させて放熱) |
|
重量 | 400グラム未満 | 300グラム未満 |
稼働温度条件 | 18℃~35℃ | |
供給電源 | 20V/最大5A USB-C PD ※パワーデリバリー (USB Type-Cコネクタで利用できる電力供給の規格) |
|
その他 | ・レーザー内部の重要な信号は、マイクロプロセッサやソフトウエアからの信号でないものを使用。 ・デジタル信号出力(50MHz LVDS、又はご相談ください) ・インターロック機能 ・付属ソフトウエアを介さずにデジタル信号で操作されたい、或いはコマンドで操作をされたい、 等々、ご相談ください。 |
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