1030 nm フェムト秒ファイバレーザー|超高速光学の応用, 増幅器のシード光源に最適
1030 nm Yb フェムト秒ファイバレーザー
Cycle社 SONATA
Cycle社のSONATAフェムト秒レーザーは、クリーンで低ノイズなパルスを出力し、
1030 nmでファイバー出力と自由空間出力の両方に対応しています。
このレーザーは、ファイバーポートからチャープされたピコ秒パルスを出力して
アンプへのシーディング(種光)に使用でき、圧縮された自由空間出力は検出や安定化に最適です。
超高速光学の応用、増幅器のシード光源、非線形顕微鏡などに理想的なレーザーです。
また、光学系と電子系を一体化したコンパクトな筐体に収められており、
簡単に導入できるプラグ&プレイ仕様となっています。
フェムト秒パルスの安定性、再現性のある繰返し周波数、
そしてファイバーに基づいた高い信頼性により、
光学研究室や産業用途において非常に優れた選択肢となります。

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主な特長
特長
- ターンキー式の自動運転
- レーザー起動時間:30秒
- 高い周波数および強度の安定性
- 低タイミングジッターおよび低RIN
- 1030 nmでアイソレーションされたデュアル出力ポートを搭載
応用例
- 高精度なポンプ・プローブ実験
- 高出力増幅器のシーディング
- ASOPS構成
- 非線形顕微鏡
- 研究・産業向けの堅牢な超短パルス応用
仕様
パラメータ | ファイバー出力 | 自由空間出力 |
---|---|---|
中心波長 | 1030 ± 2nm | |
スペクトル帯域幅 | >14nm | |
繰返し周波数 | 40MHzまたは54MHz | |
パルス幅 |
> 3.0 ps |
< 150 fs |
平均出力 | ~10mW | >100mW |
パルスエネルギー | 0.25nJ | 2.5nJ |
ビーム品質 | – | M2< 1.1, TEM00 |
偏光消光比 | > 20dB | |
出力 | PMファイバー | φ0.8mm |
出力安定性(100h) | 100mWで<0.1% | |
周波数ドリフト | < 1 ppm |
周波数制御チューニング範囲
- TEC: ~8000 Hz
- Slow PZT: ~400 Hz
- Fast PZT: ~20 Hz
電源・サイズ
- 電源: 24 VDC
- 筐体寸法: 326 × 266 × 199 mm(W×L×H)
1030 nm フェムト秒ファイバレーザー|超高速光学の応用, 増幅器のシード光源に最適のテクニカルノート
2024.11.28
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