最も単純なタイプのQスイッチでは、回転ミラーまたはプリズムを使用して光学キャビティの一端を形成します。ミラーまたはその他の光学要素が回転して共振器ミラーが互いに平行になる位置に到達する直前に、センサーがポンプソース(フラッシュランプ)をトリガーします。これは、蛍光寿命が長い(3ミリ秒)ルビーをレーザー媒体として使用すれば、かなり簡単に実行できます。ただし、Nd:YAGの場合、対応する値はわずか230マイクロ秒です。したがって、フラッシュランプが点灯すると、100～200マイクロ秒しか利用できず、回転する光学要素の位置をこの精度で検知するのは、やや困難です。たとえば、6,000rpm-100rpsでは、100マイクロ秒は1回転の1/100です。