SS2-08合成ルビー結晶の製造
2025年 06月26日
レーザー用のルビーロッドが人工的に作られています。微量のクロム不純物を含むアルミナ(Al2O3)が誘導炉で溶かされます。種結晶(天然ルビーか別の合成結晶からのチップ)が棒の先の溶解液に浸され、それからゆっくりと引き上げられます。「ルビー」結晶の円筒状ロッドが形成され、ゆっくりと溶解液から引き上げられます。このロッドはそれから切断され、ダイヤモンド加工設備で研磨されて、正確に整形されたレーザーロッドとなります。端面を卓越したレベルまで研磨し、次に、レーザーの設計に依っても必要とされる光学コーティングが施されます。(すなわちロッド上のミラーか外部品としてか)