超短パルス×広帯域で分光性能を革新!RayVen Sが切り拓くフェムト秒レーザーの新基準|RayVen社 RayVen-S
2025年 06月27日
✨分光・ラマンに求められる「安定×広帯域」の光源とは?
近年の分光分析では、より高精度かつ高分解能なデータ取得が求められており、
その鍵を握るのが広帯域かつ安定した超短パルス光源です。
とくにスーパーコンティニウム光源やOPOポンピングに用いる場合、
ビーム品質・安定性・時間精度をすべて高水準で満たす光源はまだ少数派。
再現性のある実験や非線形光学計測を行う上で、既存のモデルックレーザーでは限界も見えてきています。
✨ RayVen Sで広がる、分光の可能性
RayVen Sは、ドイツの超短パルス技術に基づいて設計された
2120 nm中心波長 / 120 fsパルス幅のフェムト秒レーザーです。
優れたピークパワーと時間分解能により、分光・光音響・ラマン分光などの研究領域で活躍しています。
広帯域性と低ノイズ性を両立し、非線形過程を安定して誘起することができるため、
Ta₂O₅導波路との組み合わせによる1.4オクターブのスーパーコンティニウム発生も可能です。
✨ 主な特長(RayVen Sのスペック)
- 波長中心:2120 nm(40 nm帯域幅)
- パルス幅:100–120 fs
- 繰返し周波数:70 MHz
- 平均出力:1 W
- パルスエネルギー:10 nJ
- ビーム品質:M² < 1.1
- 出力変動:±1%以内
- 低ノイズ設計・高安定性
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✨ラマン・光音響分光における優位性
- 高繰返し・高ピークパワーにより、微弱信号の抽出が可能
- 広帯域性と時間軸精度の両立で高解像度イメージングが実現
- 非侵襲なバイオ分光や光音響ラマンにも適応
- 光源立ち上げ時間が短く、実験系への統合も容易
✨分光用途の次世代標準として
RayVen Sは、研究者が求める「高信頼性・高柔軟性・高性能」をすべて備えた
“すぐに使えるフェムト秒レーザー光源”として、大学・研究機関・企業の実験系に導入されています。
今後ますますニーズが高まるラマンや光音響、非線形分光において、新たなスタンダードとなる存在です。
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