ゼブラフィッシュだけじゃない!WiScan®Hermesが支える多彩な研究シーン|IDEA Bio-Medical社
2025年 08月06日
🧬 ゼブラフィッシュ研究から広がる応用領域
WiScan® Hermesと解析ソフトWiSoft® Athenaは、ゼブラフィッシュを用いた高スループットスクリーニングで
注目されるプラットフォームですが、その活用範囲は実はもっと広大です。
たとえば、スフェロイド・オルガノイドの3D構造解析、ミトコンドリアの形態変化モニタリング、
がん細胞の浸潤・遊走動態の追跡、さらには免疫細胞のトラッキングまで、さまざまな細胞・組織レベルの実験に対応。
高解像度と高スループットの両立により、定量性と効率性を求める研究者に最適なシステムです。
🧬 3D構造も細胞レベルも、一台でカバー
HermesはZスタック機能により、厚みのある試料の立体構造を詳細に可視化。
Athenaを使えば、体積・形状・蛍光シグナルの空間分布といった情報を定量的に解析できます。
スフェロイドの壊死領域や、ミトコンドリアの断片化の程度といった微細な構造変化にも対応。
再現性の高い観察結果は、3D培養モデルや発生研究などでも信頼性のあるデータ取得に寄与します。
🧬 多様な解析に柔軟対応 ― カスタム性と拡張性
WiSoft® Athenaは、細胞数カウント・形態解析・蛍光定量・タイムラプス解析など、多彩な機能モジュールを搭載。
既存プロトコルに合わせたカスタム設定や解析テンプレートも構築可能です。
さらに、他社製顕微鏡から出力されたTIF画像の取り込みにも対応しており、既存設備との連携運用もスムーズ。
これにより、Hermesは単体でも、既存フローの中でも自在に組み込めるツールになります。
🧬 多くの論文が示す実績と信頼
Hermes&Athenaは、国内外で発表された多くの論文で使用されており、その精度と再現性、柔軟性の高さが実証済みです。
例として、iPS細胞由来神経細胞の軸索伸長評価、免疫細胞の移動追跡、
薬剤添加後の毒性評価や細胞応答の可視化などがあり、多様な研究フェーズで活用されています。
こうした実績は、導入を検討する研究者にとっても大きな安心材料になります。
🧬 一台で広がる“研究の未来”
HermesとAthenaは、単一用途にとどまらず、将来的な研究テーマの拡張にも柔軟に対応できるシステムです。
新しい解析アルゴリズムや機能アップデートも継続的に提供され、一度の導入が長期的な投資価値を生む点も魅力。
研究者の視点やニーズとともに成長し続ける“研究プラットフォーム”として、Hermesはこれからの研究現場を支えていきます。