画像取得の属人性をなくす鍵とは?WiScan® Hermesによる研究現場の自動化と再現性向上|IDEA Bio-Medical社
2025年 05月30日
🧬撮像作業にひそむ再現性の壁
研究室で行われる撮像作業は、担当者の技術や経験に大きく依存しがちです。
フォーカスのずれ、照明のムラ、撮影位置の誤差といった「些細な違い」が、
研究の再現性やデータの信頼性に大きく影響します。
また、マニュアル撮像では1枚ごとに設定を調整する必要があり、
プレート全体を撮像するのに膨大な時間と労力がかかることも少なくありません。
こうした属人性は、研究の再現性だけでなく、教育コストやラボ全体の運用効率にも影響を及ぼします。
🧬 Hermesが実現する一貫した画像取得
WiScan® Hermesは、こうした課題を解決するために設計された自動撮像顕微鏡です。
オートフォーカス、ウェルプレートに対応した精密ステージ、最大5チャンネルまでの
自動蛍光撮像機能を備えており、操作する人が変わっても常に一定品質の画像を取得できます。
GUIベースの直感的なソフトウェアにより、複雑な操作や設定は不要。
研究の現場において、誰でもすぐに扱える操作性が高く評価されています。
🧬 教育負担の削減と運用の平準化
Hermesの導入により、これまで時間を要していた撮像トレーニングを大幅に短縮できます。
新しい研究者や学生でも、基本的な操作を覚えればすぐに実験をスタートできるため、人材の即戦力化が可能になります。教育負担が軽減されると同時に、属人化によるトラブルも防げるため、ラボ全体の生産性が向上します。
学生主体の研究室や人員の入れ替わりが多い現場においても、安定した撮像体制を実現できるのは大きな利点です。
🧬 時間を科学に集中できる研究環境へ
画像取得にかかる時間が短縮されることで、研究者はデータ解析や論文化といった本質的な作業により
多くの時間を割けるようになります。
特に、スクリーニングや多条件での比較実験を日常的に行う施設では、
Hermesの導入により実験サイクルが高速化し、研究の回転率も向上します。
Hermesは装置単体としてだけでなく、「研究現場全体の生産性向上」を支える中核的なツールです。
🧬 「再現性のあるラボ」を支える技術
HermesはWiSoft® Athenaと連携することで、画像取得から解析までを一貫して自動化できます。
定量解析の結果は誰が操作しても同一となり、共同研究や査読対応でもデータの客観性が担保されます。
属人性のない撮像と標準化された解析環境は、研究の信頼性と進行速度を同時に引き上げる
重要なインフラとなるでしょう。
導入を検討されている方は、ぜひ一度デモをご体験いただき、自動化の利便性と実用性をご確認ください。
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