AP-4-16Samの平面鏡走査型ファブリ・ペロー干渉計
2025年 08月04日
平面-平面(P-P)共振器は、高次横モードを全くサポートしない構成です。しかし、TEM00モードに対しては安定度がギリギリであり、セットアップと調整が非常に困難です。適切な性能を得るには、2つのミラーを非常に高い精度で平行にし、かつ入力ビームを入力ミラーに直交させる必要があるためです。後者の要件は、光アイソレータがない場合、反射光が直接光源に戻ってしまうという点で特に厄介です。SFPIミラーは(共振時を除き)ほとんどの場合ほぼ100%反射するため、これはほぼ全反射を意味します。そして、ほとんどのレーザーは、出力ビームが共振器に反射されると、多少なりとも深刻な問題を引き起こし、様々な不安定性やモード構造の変化を引き起こします。しかし、共焦点ミラーが利用できないFSR(カスタムミラーのないほとんどのFSR)が必要な場合、または様々な用途に合わせてFSRを調整する必要がある場合、他に選択肢はありません。